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クッキーと自分の準備を終えて時刻表をみたら６：３９と書いてあるので
早朝の散歩みたいに歩いて駅にいってもまだ時間が少しあるなあと思いながら歩いて駅に行きました
駅についてまだ９分もあると思いながら窓口に行って、６：３９の切符くださいと言うと
駅員さんに怒ったようにはあ？と言われたので、どうして近鉄難波の駅員さんっていつも無愛想で
話が通じないバカが多いんだろうなーと思いながら、六時の、いちばん早い電車ですと言うと、
それは１分前に出ましたがと返事されたのでげげと思いました
それから今からいちばん速くいける方法を教えてもらって２回乗り換える方法で行くことにしました
電車に座ってしばらく、確かに３９分と書いてあった筈なのになあ２回は見たし　とか
もしかしたら適当な目になっていて０を９と読み間違えたのかなあ　とか　電車の時刻がかわったのかもしれないなあとか
とにかく考えても不思議な気持ちになるだけでした　不思議に思いながら少し遅れることを書いたメールをしました
電車の窓から、田んぼを耕すトラクターの後ろと横に２０羽以上首から頭がうすい黄土色のサギが群がって
べつに餓えてはいないけど土からご飯出てくるからあさってる風に土をつついたり首をふったりしているのを見ました　こわかった
待ち合わせ場所で拾ってもらって今日は何するか決めて伊勢のほうにいったことがないって言うとお伊勢参りにいくことになりました
ちょっと前にわたしの実家に浴衣をとりにいく旅をするってよくわからない壮大なことを言ってたけど今日は小さいほうの車だったから
やめた　でもど田舎の吊り橋の近くの木の家貸してもらえるから夏にまた行けたら行きたいですー　
Sanrioのチョコキャットを古くしたもの＋古くて大きいペンションみたいなかわいい動物病院を発見して２人であれはかわいいかわいい言い合いました
話の流れでうなぎが好きと連呼していたらじゃあ伊勢においしいうなぎ屋さんあるからいこうってなって超うっひょーだと思いながら
ストレートに伊勢神宮にはいかずにしばらく伊勢のかっこいい道を通ったりしました
小さい用水路があったから徐行運転してもらいながら車の中からお水の中にどんな生き物が居るかみていたんだけど降りてちゃんとみてみたくなったので
車をとめてもらって、夜中苺を盗み食いしようとして苺畑のネットにひっかかってでれなくなって朝に苺畑のおじいさんに発見と救出されて
その家で暮らすようになった年齢不詳の野良シーズー（性格はcool）のわたしの好きなシーズーのとっておきの話をふぉぼちんに教えながら
お水の中や用水路のまわりを見ていると用水路の壁そこらへんに薄いカーマイン色な丸くてぷちぷちしたものの集合体がびっしりくっついていて
なにこれヒーって騒ぎよくよくじっくりみたら本当に気持ちわるかったです　ふぉぼちんに聞いても何かの卵としかわからなかったので
すごく触ってみたり棒でつついたりしてみたい気もしたけれど、なんとなく棒でつついたら赤いプチプチがはじけて中の汁が腕について、
その日の晩にかゆいっ！かゆいッ！って眠れないほど腕がかゆくなって掻きむしっていたらかゆいところの皮膚が裂けて中に昼間つぶして
しまった卵がびっしりつまってるっていう御茶漬海苔が描く漫画によくあるような展開を想像してしまったので余計気持ちわるく怖い物体に
みえてきて一切触りませんでした　しばらくあの赤いプチプチはなんなのか気にしました
伊勢は怠惰なムードでした　花はいっぱい咲いていたけれど元気に咲いていても怠惰にぐったりしているように見えました
南国のピンク色な花が咲いていたかと思うと未だにだらしなくタンポポが咲いていたりもしました
だらしない海で少しの時間ぼんやりしました　靴も服もとことんアウトドア向きじゃなくて歩きづらかったけどだらしないところでぼんやりするのは
気持ちよかったです
伊勢神宮についたら予想外にお店でごちゃごちゃしていたのでそりゃそうだよなあと思いました
おいしいレモン水を飲んで伊勢のぐったり感を２人して体から抜きました　伊勢神宮が近づくに連れてまわりのご飯を食べるお店や
お土産物屋さんがまがいものっぽくなっていくのでダンジョンの罠っぽいと思いました　それでここでひっかかってご飯を食べたら
豚のモンスターになってしまうし、この最後の道は全部ラーの鏡でできていると思っていることを言いました
伊勢神宮の入り口でくたびれて入るのをやめて座り込んでいるファットな外国人がいたので過酷と思いました　最初のうちはわたしも
夏の日差しを吸い込みすぎてどんどんよろよろしてきたけれど途中の休憩するところで冷たすぎるクーラーの冷気を吸収しながら
髪の毛をくくって、なんとなくトイレでお伊勢参りのことばかり考えてて延々歩いてお伊勢参りにむかっているうち死んだ昔の人
のことを想像してたら絶対最後までいこうと思って元気になりました　可愛すぎる黒いニワトリをみてかわいいほしいと言いながら
ゆっくり歩いているうち体感温度がいい感じになってきました　大きい木が乱立していました　木が大きいといって大きい木をさわって
泣きそうになりました（気持ちわるい症状）　お伊勢参りだお伊勢参りしてる　お伊勢参りした！とよく思いました　行ってよかったです
帰り入り口のところでまだファットな外国人がくたびれ続けていました
通りの真珠屋さん（たぶんそうだったと思う）で三毛猫がバテていたので触ろうと思って入っていって、何歳なの〜？ってフレンドリーに
猫に声をかけたら店主のおじいさんがびっくりしてちょっとどうしていいかわからないような雰囲気で、あっ、えー三歳ですって答えたので
なんか申し訳ないような・　・だったけれど笑えました　
暑かったから赤福氷がやたらおいしくて、赤福氷のお店ではレジの横にある簡素な手洗い場の蛇口を指差して
この水は飲めるのかこの水は飲めるんですか？と素で何度も店員に質問しているおばさんを見ました
うなぎうなぎうなぎうなぎ♥♥♥♥♥♥素♥敵♥お♥い♥し♥か♥っ♥た♥♥♥
ちょっと遠回りをして鳥羽にいって、海のところに車をとめてふぉぼちんが、今から水族館に行くか船に乗って本当に人が暮らしている
だけみたいな島にいくかどっちがいい？って聞いてきてわたしが考えているうちに船の時刻を見にどこかへ行きました
目の前の島の上に立っている熱海だったら間違いなく廃墟ホテルになってそうだけれどこの土地だからこそ機能できるんであろう古くて
色あせたリゾートホテルをぼーっと見ながら、あんなところに二日間くらい泊まるのもいいなあと思いました
しばらくしたらふぉぼちんが島はガキと老人がいるだけだって心配されたって笑いながら戻ってきて、どっちにいく？と聞いてきたので
島にすると言いました　それからなんとなく新婚みたいな夫婦がバカンスで島にいったら大人が誰もいなくなっていて子どもたちしか居なくって、
その子どもたちが理由があるのかないのか最後までわからないかんじで無邪気と無言で執拗に主人公に追い回して殺しにくる静かで淡々としてる
ザ・チャイルドって映画を思い出したりしました（なんかこの日やたらホラーなこと思い出してるなー）
島に行くのは賭けだけど魅力的だと言い、鳥羽水族館は行ったことないし小さい頃からテレビでみていつか行きたいってちょっと憧れてた
と何も考えず本当のことを言うと、ふぉぼちんに笑われ、そんな憧れたりしてたんだったらどうして水族館にしないの？と聞かれたので
そういえばそうだったと気付いてそのまま水族館に入りました　うわー水族館だーってなりました
水の中で虚無でひたすら立ち止まっているみたいなマンジュウイシモチという魚を見て笑ったり、人工改良されたベステルの顔が
１匹づつ違う人間みたいだったからずっと見ました　ベステルについてベステルベステル言いながら話している時言葉のひびきだけだったら
ポケモンについて喋っているみたいだなと思いました　日本ざりがにが丸くてかわいかったので何回も見ました
ジュゴンの体つきと動きが寝てる時のあれちんに似ていて海のあれちんでした　どの水槽の世界が好きか言い合って遊びました
閉館時間がきて見送りだされて車に乗ってからはたぶんわたしは眠ってしまって最初のほうはおぼえてないけれど
起きたら山道で暗くなってて風が涼しくて気持ちよかったからいっぱい風をもらって、
なんか忍者の話をしたのかなんでだったか忘れたけどわたしが変に嬉しくなって車の窓から草むらと森めがけて作ったクッキーの
残ってるのを何枚か手裏剣って決めて手裏剣なげしてたらクッキー残しといてって軽く注意された　クッキーたぬきとか食べてくれてたら嬉しいな
ご飯の材料を急いで買ってわたしんちにいってふぉぼちんがサッカー見ながら口で料理のやり方の説明をしてわたしはサッカーたまに見ながら
できるだけ言われた通りなるように作りました　自分だけで作った魚のおかずは手順を間違えて見た目が
どぶと魚のコラボのおかずになって悲しんで隠してたら0お皿を取り上げられて気がついたらいっぱい食べられてたので
どぶと魚のごはんなのに優しいと思いました　床に落ちてたわたしの時刻表をもういちど見て見てやっぱ３９分ってなってたから、
おかしなこともあると訴えて時刻表渡したら１０秒もかからないうちに、いっこ？っていわれて声が間違えてる時を指摘される時の声だったから
ひーまたなんかしたのかあと思って返事したら、これは俺の駅のほうの時刻表・・・と言われそりゃー時間が違うわけだったとはっきりしました
サッカーの試合中にたまに虚脱した腕とか口になってる遠藤さんを見てマンジュウイシモチみたいになってるって言って笑いました
いっぱいあそんで眠りました　あそんでる時わたしはちょっと発見しました
車の走行距離がすごいことになってました

黒くて可愛かった鳥　木が大きいといって半泣きになってるときの気持ちわるい中！　これはおいしいうなぎ　
　　マンジュウイシモチ　　ベステル