わたしの頭のまわりをあるきまわるキッズの気配とそれをとめようとするワタルくんの気配で目覚めると
みんな起きてわたしだけ寝ていました 起きていない頭で2階にいっておかあさんにホットケーキを作ればいいと
言われたので頭を起こさずホットケーキをやりはじめていってたらどんどん失敗くさくなっていきました
ホットケーキの失敗がはじまったと同時にりゅうのすけは保育園にでかける時間でいっしょにワタルくんも帰ることになって
すごくぼんやりとしながらワタルくんにまたねーと手を振ってワタルくんもおかあさんもふぉぼちんもりゅうのすけもいなくなって
ひとりで失敗しているホットケーキをスクランブルエッグみたいにして焼き終えてみてからゴミ箱に捨ててゆっくり新しいのを
焼きはじめました
焼き終えてちょっとしたら帰ってきたのでごはんを食べて、おかあさんからせつない話をきいてせつない気分になって
だらだらしたり、本や漫画や食べ物をみつくろって荷物をまとめたりしました
すごく晴れていました
スーパーマーケットでおかあさんに夕飯は何が食べたい?って訊かれて、わたしはなぜか好きではない食べ物なのに
ひじきと即答していました(今だったらエビフライっていう エビフライたべてないからエビフライ食べたいよー)
スーパーマーケットでおかあさんとはぐれたのでりゅうのすけのか細い喋り方の真似でふぉぼちんとちゃーちゃん、、ていいながら
さがして歩きました 
おかあさんを家に送って、わたしたちは海に出かけた
いきなり波にせめられてふたりとも靴が全部濡れました
漫画にでてきそうな度を超した大阪弁のうざいキャラクターが喋る自販機で虚無でジュースかったら度を超した大阪弁でほめられて
もう一本嫌いな自販機からプレゼントされました 海は昔より汚れていたけれどそれでも遊んでゆっくりして気持ちよかったです
どうでもよくなったりして唐突にお水に足だけ全部つけるときがすごく好き
家に帰ってあそんで、りゅうのすけの玩具で遊んだ 思い出したけれどおかあさんとふぉぼちんが宗教の話をしてるとき家にあった
チープなリズムマシンをふぉぼちんに手渡したら話しながらチープな電子リズム(ユーロビートだったっけ?)とともにお経を
歌いだしたのと歌がよかったよ どうしようもない安げリズム

HI370222

ふぉぼちんがお昼寝で消えておかあさんがジンガの散歩でわたしはまたりゅうのすけと2人きりで遊びました
りゅうのすけの中でねこは全員ちびくんで、積み木に描かれている笑っているような顔の絵の猫もチヴィで、見つけられたTATTOO
猫もチヴィだった
か細い言い方でチヴィ・・・チヴィ・・・といいながら何度もTATTOOを指さすので笑えてきました
ヘビのことは勢いよくシヴィ!といっていました
それからテレビをみていたりゅうのすけが突然せつない言い方で ロボットこわい・・ロボトこわい ロボトこはい...と
壊れたように何度も繰り返しだしたので突然すぎる面白い言葉に心をうたれて笑って褒めると
無表情で何度も壊れたように繰り返してくれて素敵でした

RYuuuu


ふぉぼちんが今日もキッチンでのりを食べていました
夜ごはんをたべてもうちょっとしたら帰ろうと思っていたらおねえちゃんが突然本気ホラーな発言をして帰りたくなくなるくらい
わたしを本当に怖がらせて、突然一日早いけどおねえちゃんの誕生日会をはじめると言いだして
だんなさんの買ってきたケーキをテーブルにのせてハッピーバースデーの歌をピアノで弾きつつじぶんで歌いだしたので
なんか濃いことになってきたとわくわくしておねえちゃんおもしろいと思ったけれど、濃くなってふぉぼちんに悪いなあとも感じました
歌を歌い終えるとおねえちゃんは全員にインタビューをして、それからじぶんで演説(おかあさんがおねえちゃんの演説といってたから演説)
をはじめて泣いたり(おかあさんは笑いつつもらい泣き、猟犬のような夫は黙り、りゅうのすけは全員からケーキをもらおうと徘徊)
笑ったりしていました
ふぉぼちんはいっこのところは全員キャラがたっていると言ってた
わたしは実家にいったら結構面白い人たちがいるからそれなりに面白く過ごせるだろうと思っていたけれど、今回は短期間で濃さの具合が
いつもより上で予想外でした おかあさんも同じようなことを思ったのかふぉぼちんに軽く謝って、これに懲りないようにまたと少し
笑いながら言い見送られました
夜のガラガラの高速を走ってすぐに大阪について、駐車場から輪唱にならない輪唱を延々としながらわたしんちにいきました
夜の高速沿いの大阪の工場の光は空気の泡がたっぷりついた大きい水草みたいで奇麗でした
家についてねこのみんなに挨拶して挨拶されて猫とわたしの部屋を片付けました