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朝出かける準備をして髪の毛をさわっていたら気に入るように全然なりそうになかったので美容院にいって前髪を切りました
いつもどおり遊びで時間をかけて気に入るようにセットしてくれてWさんにありがとう
思いつきのしょうもない言葉いいたいがために一瞬買い物
たまごケーキはいつもいっぱい食べてくれるからうれしい
それから家に戻って荷物をまとめてねこのみんなに挨拶をしてケーキをいれたクーラーボックスとか持って出かけました
よく晴れていました
わたしの実家方面にむかう車はあまりいないので、まわりが緑のもこもこしかないくらいの高速道路を車はどんどん進みました
ケーキ以外のおみやげも一応買おうということになっていたけれど、買いたいものがなくて、どうしようかなあと考えてたけれど、
景色に気をとられたり踊っているFOBOちんみたりふだん絶対きかない曲をきいてみて歌詞や雰囲気のきもちわるさに聴かなきゃよかったヒー
って気持ちわるくなったりしていたら目の前の光景が緑のもこもこから海どーんに切り替わったので、帰ってきているなあと思いました
ふぉぼちんが光が白くなったといっていてわたしは今まで気にとめたこともなかったけれどなるほどそのとおりだなと思いました
実家のある町に近づくにつれて建物も空気も人間の雰囲気もどんどん怠惰なかんじになっていくのでなんてわたしは怠惰なとこで育ったんだろうと思いました
おもいましたおもいました
怠惰ゾンビカーセックス駅の駐車場に車をとめて駅前の好きな和菓子屋さんでじぶんたちのデラックスケーキとちがうお店屋さんでソフトクリームを
買って散歩して小さいおばあさんとか何人か見たり渋い不動産やさんにしびれたり悪い意味でグレムリン顔の
大きいロングコートチワワ2匹に食べ物をねだられたりしました 道のことやお店のこととかふぉぼちんにきかれたけれど記憶になかったり知らなかったり
ばっかりだったのでじぶんにびっくりしてどうやって昔ここで暮らしていたのだろうなーと思いました
はるかから電話がかかってきて、 ごめんごめん、ちょっと畑におったから電話でれんかってん ってはるかの言葉にちょっとしびれて
かっこいいと思って大笑いしました はるかの家まで迎えにいくよというと ほんまにいいん とちょっと躊躇と慌て気味になんども繰り返すので
軽い気持ちで大丈夫といって住所をきいて荷物を置きに家に帰ってお母さんとちょっと逢ってお母さんが予想どおりぶりっこするときの声になっていて
FOBOちんはしゅっとしてよそよそしいかんじになっていてジンガは鼻をふんふんさせてゆっくり腰くだけになって喜んでいてわたしはジンガを
さわりながら全部おもしろいなと思っていました 今からはるかんちにはるか迎えにいってくると言うとおかあさんは遠いからやめといたほうがいいとか
わたしがはじめてはるかんち行ったとき(高1のときいちどだけ)遠すぎることと山すぎることにショックをうけてたこととかを話してきたけれど、
わたしははるかんちに一回遊びにいってから遠かったからもう二度といかないだろうなと思ってそれ以来はるかんちいくには山5000個こえてくとか
パスポートいっぱいいるとか言い続けていたら本当のことがわからなくなってしまったので、忠告されても今日は安易に考えてみていってきますしました
はるかの住所をナビに入れて記す方向へむかっていって大きい山や小さい山や集落を越えて舗装されてない細すぎる道を通り、ナビが目的地周辺です って
声をあげた場所は全く何もない場所で、電話をしようにも携帯の電波はたたなくて途方に暮れつつはるかはよく学校にきたりうちに遊びにきたりしていたなあ
としみじみした ふぉぼちんがもときた道を戻ってまだ人がいそうなところでだれか人にきいたほうがはやいといいだしてそうしてみて、結構戻ったとこの
田園風景中のところで話をしていた30代くらいの主婦のひとたちにはるかの家をきくとすぐに教えてくれて、sugoi と思いました
親切に教えてくれたけどまわりがたぶん木とか草とかしかないから目印がなくて困ったようなやさしい言い方で、それにその車でいけるかどうか・・・といっていました
とりあえずいってみますとお礼をいって進んでみたけれどやっぱりなにもなくてわからなくて、何も無さと人が住んでそうにない景色の壮大っぷりと
度を超したピクニックっぽさに笑えました わからなさと面白さで見つけた人にははるかの家の名字をいって道をきき、全員に通じるので、 集落っぽい と
思ってひとりで面白い気持ちになったり、テレビっぽいことしてると思ったりしました
突然携帯の電波が通じたのではるかに電話をかけてわからないと笑って、ふぉぼちんとはるかが話してはるかが道案内をしていたけれど、ほんとにたまに朽ちた木
とか目印にならない目印しかないし、ふぉぼちんがすっきり敬語ではるかに質問し続けるので、はるかの苦手なやつだ!と思って電話口から漏れるはるかの声で
わたしはのんきに面白すぎるといいながら笑い続けていたら人が住んでなさそうな場所に突然でてきた倉庫に、消防車みたいなはるかの赤い車が停まっていたから
ここがはるかのとこだと言うとそこから15mくらいの場所(細い木の森と死んでそうな木と枯れ葉と枯れてない落ちてる葉っぱと舗装してない細すぎる道のうえ)に
小奇麗なお姉さんな格好をしたはるかがちょっと緊張した笑顔で立っていたので違和感な光景とかちょっとしたことではるかかっこいい♥と思いました
はるかは車に乗り込みながらヒーってわたしに目配せをしてきました
はるかにプレゼントをもらってみんなではるかがありえないところに住んでいることを笑い、また集落や山を越えてはるかの知ってるお店でお茶しました
車の中ではるかが最近人がおもしろかったニュースで大阪のステーキやさんのレイプのニュースを語っていたことが印象的でした
浮気の話しもやたらしていて、わたしが哀しくなってきているとはるかが謝り、ふぉぼちんはわたしは勝手に先乗りして哀しくなっていると言っていました
お茶だけするつもりだったけどみんなおもしろくなったし、ゾンビ怠惰カーセックス市代表のいとこのなおちんとも遊べることになったのでみんな嬉しい半笑いに
なって胸いっぱいになりました なので急いで家に帰っておかあさんにおみやげを渡して2歳なのに脳みそ以外全部4歳サイズの甥とはるかとふぉぼちんといっこで
ごはんしてたら寡黙な足の速い猟犬のようなおねえちゃんのだんなさんとアッパーすぎて強烈におもしろいけど最近疲れてるおねえちゃんが帰ってきて、
一気に人間がふえてふぉぼちんに悪いなあと考えました でもみんな強烈すぎるのですぐに笑えてきてプラスどうしてこんなメンバーでみんなでごはんしているんだろう
って不思議が可笑しく思えました